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鍵が折れてしまった!!そんな時の対応策を一挙公開!!

皆様は今までに、鍵をさして回したタイミングで鍵が折れてしまったという経験はありますか?実は当社への問い合わせで、この『鍵折れ』という状態でご連絡をいただくことが結構多く、起こりやすい鍵トラブルのひとつといえます。

鍵を開けて扉の開いた状態での鍵折れでしたら、自宅内に入ることはできますが、これが鍵を開ける前に折れてしまうと外に締め出された状態となってしまいます。

このような場合、自力で解決する方法はあるのか?絶対に行ってはいけない最悪の対処法、そして最終手段の鍵屋さんに依頼するタイミングなどを細かく解説していきます。

この、『絶対に行ってはいけない対処法』は、鍵が折れてしまった場合、だれもが一度はやってみようと思ってしまうやり方ですが、この方法を使うと、状態が悪化してしまい、大掛かりな作業をしなくてはなりません。

鍵が折れてしまい、焦ってこちらを見に来てくださった方は、一度冷静になって以下を読んでいただき、対処していただけたらと思います。

札幌の鍵屋さん ヤサカサポート24では、鍵が折れてしまった!!などのトラブルにも対応しております。

まずは電話で状況をお聞かせください。お急ぎの方は、現場より最短時間でうかがえる作業員が早急に向かい、修理やトラブル対応をさせていただきたいと思います。

 

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鍵折れが起きる原因は?

一見、「鍵が折れてしまうことなんてあるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、鍵が折れてしまうというトラブルは、誰がいつおきてもおかしくない、ごく一般的なことが原因となり起こってしまいます。

①鍵本体の経年劣化

まず一つ目は、鍵の劣化です。鍵の金属部分が経年劣化や使用状況によって弱くなってしまうことで、力がかかり折れやすくなります。また、シリンダー内部の汚れや、潤滑油が劣化したりすることで鍵にかかる力が大きくなってしまい、折れてしまう場合もあります。

②無理に強い力がかかってしまう

二つ目の原因は、無理な強い力です。無理な力や角度で鍵を回したり、長年鍵の開け閉めの際に引っ掛かりや回しづらさを感じつつも、そのまま放置してしまった、また鍵穴にゴミが詰まったりしている状態で無理に回そうとすると、鍵が折れるリスクが高まります。

 

 

鍵が折れた場合にやってはいけない対処法

鍵が折れた場合、ご自身で何とかして取り出そうと考える方が多いのではないでしょうか。

たしかに、ご家庭にあるものでうまく取り出せる場合もありますが、取り出せたとしてもシリンダー内部を傷つけてしまったり、差し込んだ工具等でシリンダーに不具合が残ってしまう可能性も高いです。

ここからは、 鍵が折れた場合にやってはいけない対処法を紹介していきます。

皆様も鍵が折れてしまった場合に、一度は考えてしまうであろう方法だと思いますので、よくお読みいただき、以下の作業は行わないようにご注意ください。

 

折れた鍵を使用し続ける

もし折れた部分の鍵を取り出せたとして、折れた鍵を根元部分と接着剤でくっつけて使用するのは絶対にやめましょう。くっつけば確かに数回は使用できるかもしれません。合鍵の作製に費用や手間がかかりますし、折れた鍵を自分で修復して使用し続ける方も実際にはいらっしゃいます。

一度折れてしまった鍵は強度が弱く接着剤の継ぎ目の部分で再度折れてしまう可能性が非常に高いです。折れた鍵がシリンダー内部に残ってしまい、分解修理や最悪の場合シリンダー交換が必要になると、余計に費用や手間がかかることは確実です。

接着剤で折れた鍵をくっつけて取り出す

この方法を考え、行ってしまい、収拾がつかなくなり当社にご連絡いただく場合が非常に多いです。たしかに、接着剤でくっつけて取り出すというのは、誰しもが一度は考える方法かと思います。この方法はうまくいけば鍵を取り出せますが、シリンダー内部に接着剤が付着する可能性がありとても危険です。付着することで、鍵穴に異物が入った状態と同じよう状態ですので、今はちょうど折れた部分が取り出せたとしても、今後うまく鍵の抜き差しができなくなってしまったり、現在の状態よりもさらに状態悪化をする可能性が考えられます。こうすると、結局シリンダーごと交換をするしかなくなってしまうことになります。

針金などで折れた鍵を強引に取り出す

針金など細いものを差し込んで鍵をうまく引き出せる場合がまれにあります。しかし、無理やり掻き出すのはシリンダー内部を傷つけることになるためやめましょう。

針金を使用するときは、シリンダー内部を傷つけないよう細心の注意を払う必要がありますし、傷つけないように行う…というのは、かなり難しいものです。

ディンプルシリンダーのように、ピンの本数や方向が多いと少し傷つけてしまっただけでも、鍵の抜き挿しや回すときに影響が出る可能性があります。

最終的に鍵が使えなくなり家に入れない、といった事態にならないようにシリンダーを交換が必要になるかもしれません。

食用油など鍵穴専用以外の潤滑剤を使用する

食用油やシリコンスプレーなど、市販されている潤滑剤を使用して、滑りをよくしてから折れた鍵を取り出そうと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、この方法は絶対にやめましょう。

たしかに、一時的に滑りがよくなり、スルッと折れた鍵が取り出せるかもしれません。そして鍵が折れてしまい、焦ってしまった状況ですと、この対処法を試してしまった…という方が多いのも事実です。

しかし、鍵穴専用以外の潤滑剤は、意外とシリンダー内部がほこりやごみなどで汚れている場合があるので、その汚れのせいで鍵穴内でドロドロに固まってしまいます。結果的にシリンダーが不具合を起こし、使えなくなる可能性が非常に高いのです。

折れた鍵をご自身で取り出す方法

それでは、折れた鍵を取り出す方法には、どういったものがあるのか見ていきましょう。

鍵穴から鍵の一部が出ている場合の取り方

鍵が根本で折れてしまった場合、鍵穴から鍵の一部が出ている場合もあります。この状態だと、自力でも慎重に行えば、比較的取り出しやすいです。しかし、慎重に行わないと、折れた鍵を鍵穴奥に押し込んでしまうこともありますので注意が必要です。

ピンセットやペンチなどでつまみ出して抜く

ピンセットペンチなどでつまみ、慎重に引っ張り出してみましょう。つまむ部分があれば引き抜くことも可能ですが、うまくいかないと押し込んでしまうこともあるので、作業は慎重に行う必要があります。

折れた鍵がさらにシリンダー内の奥に入ってしまったり、シリンダー自体を破損したりしないよう、丁寧に慎重に扱いましよう。

ドアを開いた状態ならシリンダーを分解する手も

こちらの方法は難易度が高いので自信がない人にはおすすめできませんが、こういった作業に慣れている人であれば、自力でできる可能性があります。ただ、「別の入口から自宅に入ることが可能」「ドアが開いている状態で鍵が折れた」といった状況でのみ可能です。

 

 

今後、鍵がシリンダー内で折れることを予防するには

このように、シリンダー内で鍵が折れてしまうと対処が非常に大変です。こうなってしまう前に、普段から鍵折れを事前に予防できるような対応を行っていれば一番いいですね。

ここからは、鍵折れの予防法を紹介していきます。ご自身でできる簡単な方法や、知識を知っておくだけでも随分と違うので、ぜひお読みください。

一度折れた鍵は使用しない

一度折れた鍵は、たとえ接着剤などでくっつけて見た目が元通りになったとしても、折れてしまったつなぎ目部分というのは非常に強度が弱く、再度折れてしまう可能性が高いです。鍵穴内に残って自力取り出せなくなると、余計に大掛かりな作業となってしまい、トラブルを大きくしてしまいます。必ず別の鍵を使うようにしましょう。

 

定期的にメンテナンスをしておく

今すぐできる予防法は、掃除機やエアダスターを使ってシリンダー内を定期的に掃除することです。

シリンダーにほこりやごみが溜まると、鍵の抜き差しがしにくくなったり、回りにくくなったりします。シリンダーだけではなく、鍵本体にも汚れが付着している場合も同様です。やわらかい布や古い歯ブラシでやさしく汚れを落としましょう。錆びているときは、錆取り専用のクリームなどが効果的です。

ほこりやごみを取り除いた後は、鍵穴専用の潤滑剤を吹きかけておくとなお良いでしょう。食用油やシリコンスプレーは逆にほこりやごみを固めてしまうため、必ず鍵穴専用の潤滑剤を使用してください。

また、シリンダーに鍵カバー、鍵にキーケースを使用して破損や劣化しにくい環境を作る、というのもおすすめの予防方法です。

違和感があれば早めに交換する

鍵の抜き挿しがしにくい・回りにくいなどの違和感を感じたことはありませんか?上記のメンテナンスを試しても改善しない場合、「シリンダーを分解して洗浄しないと取り除けない汚れがついている」「シリンダーの一部が破損している」「経年劣化で金属が摩耗している」などの可能性が考えられます。

シリンダーの分解洗浄は知識や技術がないと難しいため、鍵屋に依頼しましょう。鍵交換はご自身でもできないことはないですが、取り付けるサイズを間違えたり、取り付けの過程を間違えて鍵が正しく動作しない、防犯面・安全面などを考慮すると、こちらも鍵屋に任せたほうが安心です。

 

鍵の寿命が来る前に交換しておく

シリンダーの寿命は使用環境や頻度にもよりますが、10年から15年と言われています。つまり、10年以上使用しているといつ老朽化による故障や鍵折れを起こしてもおかしくないのです。

実際に当社へお問い合わせいただくお客様に、鍵の使用年数をうかがうと、大体がこのくらいの年数の使用で鍵折れを起こしている場合が多いです。

「鍵なんて今まで折れたことないし、まだまだ使えるでしょ!?」と思われる方は非常に多いと思います。しかし、鍵というのは特に玄関扉ですと、非常に使用頻度が高く、少しずつ摩耗や汚れなどで劣化していき、ある日突然折れてしまう…なんてことがあります。

定期的なメンテナンスを怠ったり、ある程度の使用年数が経ったものを使用し続けることは、防犯性の面でも安心できなくなってきたりします。

大切なご家族や自宅を守るという面からも、鍵の寿命が来る前に交換することをお勧めします。

賃貸住宅に住んでいる方は管理会社に連絡が必要

分譲住宅にお住いの方は、鍵トラブルがあった場合は鍵屋に電話をかけるというのは問題ない場合がほとんどだと思いますが、賃貸住宅に住んでいる方は、ご自身で鍵交換を行ったり、鍵屋に依頼したりする前に必ず管理会社に連絡をしましょう。勝手に交換したり、修理してしまうと、管理会社との契約上のトラブルにつながる可能性があります。

必ず何かトラブルがあった際には一度管理会社へ連絡を入れて指示を仰ぐのが良いでしょう。そこから指示に従ってトラブルを解決していくのが良いかと思います。

鍵が折れて合鍵が1本もない場合は

鍵が折れて合鍵が1本もない場合は折れた鍵を取り出せたとしてもすぐに元通りに使用することはできませんね。そういった場合はシリンダーごと交換してしまうのが一番早く、また防犯性も向上します。

こういった場合は、扉に合うサイズの鍵の選び方、防犯性能など様々な面から考慮しなくてはならないことから、鍵屋に依頼することが一番ではないかと思います。

札幌の鍵屋さん ヤサカサポート24では、こういったトラブルを24時間365日対応しております。

夜間起こってしまったトラブルや、年末年始なども当社は営業しております。

落ち着いてまずはできることから!難しければご相談を

鍵折れなどのトラブルというのはある日突然起こり、誰しもが焦ってしまうことかと思います。

少しでも鍵の抜き差しの具合がおかしい、さしたときに回すのに抵抗を感じるようになった…など、少しの違和感を感じたタイミングでご連絡いただけると大掛かりな作業にならずに済む場合が多いです。

実際鍵が折れてしまってからだとシリンダー事交換となるとまた大変ですね。ある程度の年数を使用された方も、一度メンテナンス等も含め、ご連絡いただけたら状態を見させていただきたいと思います。

札幌の鍵屋さん ヤサカサポート24では、24時間365日鍵トラブルに対応しております。

鍵交換の経験豊富なスタッフが札幌市内、札幌近郊に常駐しておりますので、ご自宅から一番近い作業員がいち早く作業にうかがえます。

「早急に対応してほしい!」「夜間なんだけどもきてほしい」というご要望にもお応えしていきたいと思います。

まずはご相談からで構いません。一度ご連絡いただけたらと思います。

~札幌の鍵屋さん ヤサカサポート24に相談してみる↓↓~

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